2012年08月03日

炭酸飲料は本当に骨や歯を溶かすのか?

炭酸飲料は骨を溶かすというが本当はどうなのか?
(炭酸飲料 ウィキペディア引用)

骨への影響

炭酸水に骨を浸すとカルシウムが溶解するため、炭酸飲料が骨を溶かすと言われる(よくコカコーラに抜けた歯を入れておいたら溶けたという話が例にだされる)。

無糖炭酸飲料.jpg


けれども、人間の体内では、唾液を含めて“炭酸脱水酵素”が存在しているため、炭酸飲料を口にした瞬間、炭酸は速やかに気体(二酸化炭素)と水に分解される。だから体内では(遊離型の)炭酸の存在量は極めて少ない。つまり、炭酸飲料を飲んだからといって骨が溶けるとはいえない。実験のようなことが、人間の生体内で起こることはほとんどないと考えられる。

ただし、炭酸飲料でも砂糖がはいっている場合はその害を考慮しなければならない。砂糖は「骨泥棒」とされる。砂糖の摂りすぎはカルシウムの排泄量を増やすためだ。カルシウム不足によっておきる病気の代表格、尿路結石の患者には、砂糖の摂取を控えるとの指導がある。

コーラを定期的に摂取する人は、そうでない人より骨密度が低い、という研究データや、少女の骨折率は炭酸飲料を飲む場合3倍、コーラでは5倍であったという報告もある。

コーラの砂糖.jpg


WHO/FAOによる2003年のレポートでは、炭酸の消費量が多い場合、歯が侵食されることを報告している。ほかに砂糖はう蝕(虫歯)のリスクを高める。主要成分の1つであるヒドロキシアパタイトとその成分のカルシウムを溶出されるからである。

炭酸飲料は酸味料としてリン酸を用いる場合が多く、リン酸の健康上の影響については様々な研究がある。例としてコカ・コーラのリン含有量は100g中16mgである。

コーラを飲む習慣がある人の骨密度が低いことはよく問題として取り上げられ、ノンカフェインのコーラでも同じような傾向が見られた。このことから、コーラに含まれるリン酸がカルシウムの吸収を阻害し、骨からカルシウムを流出させる原因ではないかと考えられている。

炭酸飲料 ウィキペディアより
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