生物の「時間」の感覚

2012年07月15日

今日の朝日新聞に面白い記事があった。編集委員 安井孝之さんの、原発についてのコラム。

わたしが興味をもったのは、後半部分で、「ゾウの時間ネズミの時間」(中公新書)の著者である本川達雄教授の話だった。

安井氏が教授に「人は長期の判断が苦手なのか?」と聞くと「生物は目の前のことしか判断できません」と素っ気なく答えたという。

そのあとが興味深い。

生物の中でも、人間ではその期間がだんだん短くなっているというのだ。

時間には絶対時間と生物が感じているところの「時間」というものがある。そして、その「時間」は生物の個体の大きさで異なるらしい。

個体の大きさが小さいほど、心臓の鼓動は速くなり、「時間」の進み方も速い。鼓動が速まる理由は体重当たりのエネルギー消費量が多いからだ。

つまり、エネルギーを多く消費する生物は心臓の鼓動が速くなり、「時間」の進み方が速くなる。

ねずみ.jpg

24時間営業のコンビニが増え、街は深夜も眠らない。本川教授によると、日本人は、不活性な時間である“夜”を営みから追放した生物であり、エネルギー消費量を増やし「時間」は速まった。せっかちになったわけだ。

気ぜわしく動くほど、「時間」の感覚は短くなる。生物学的にいうと、効率を高め経済成長すれば、判断が短期志向になるという道理だ。

働き蜂になって、「忙しい、忙しい」と日々過ごしていると、せっかちになり、死に急いでしまうのではないかな?

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posted by shinto at 17:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 快適な生活
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