健康診断などで骨密度を測ることがあると思います。女性は男性よりも骨粗しょう症が心配なので、測る方も多いでしょう。下のようなグラフをよく見ますね。
ところが、このグラフをどう見るかによって、まったく行動が違ってくるのです。

ただぼおっと、そりゃ年取れば筋肉も落ちるだろうし、骨も減るよね、なんて見ていたのでは、下手すれば晩年は要介護生活に陥る危険が高まります。
このとおりのことになれば長生きすればするほど大変な生活が待っているのです。先々の危険性が読み解けるかどうかが、カギなんですね。
25歳ころが成長の頂点で、骨量も最大になります。これを最大骨量といい、体重によって若干差はありますが、女性では2sです。そこからはゆっくりと下り坂。
50歳で80%にまで減ってきています。80%というと2sの8割ですから1.6s。60〜70歳で約半分になってしまうんですね。若い時2sあった骨量が1sしか無くなってしまうんですね。
でもどうでしょう。今女性の平均寿命は80歳を超えています。もろくなった骨で体を支えながら、いつ折れるかもしれないというリスクと隣り合わせに生きているということが想像できます。また、生きてはいても車椅子生活か、もしくはベッドで寝たきりのひとも多いのではないでしょうか。
骨量がピークの3分の1まで減ってしまうと、一般に骨粗しょう症と呼ばれます。50代でも20%弱がこの骨粗しょう症だといいますし、60代70代になれば50〜60%が骨粗しょう症になっています。
自分は今年49歳。この年齢でも15〜20%が骨量を1s欠けるほどまで減らしているかと思うと、これはただごとではないです。体を支える骨がもろくなったらどうでしょうか? 不自由になり活動もせばめられます。そうすれば、続いてこんどは筋肉も衰えてきます。悪循環ですね。
女性ホルモンのエストロゲンの分泌が、閉経後減少する関係で、55歳をすぎたころからの骨の減少スピードは加速してきます。活動範囲の縮小、運動量の不足も原因の一部でしょう。
かりに、70歳で骨が40%くらいまで減ってしまったとして、長寿といわれる百歳まで生きられるか?です。逆算すると、だから平均寿命が80数歳なんでしょうね。このような平均的な骨量の変化をたどる平均的な女性は、だいたい平均寿命までということでしょう。そして、晩年は腰が痛い、足が痛い、転んだら骨を折った、など痛みや不安をかかえての生活になるのでしょう。
では、元気で長生きをめざすなら、どういう姿を描いたらよいのか?ということです。当然この骨量推移は平均値ですから、元気で長生きして介護にはならないということを目標にしているのなら、このグラフと同じであったらだめですね。
もっと骨の減っていくカーブをゆるやかにしないと。60代で最大骨量の70%くらいあって、80代でも50%くらい無いと百歳になっても自分の足で歩き、自立した生活をするのは難しいのではないでしょうか。
そのためには、一日1000mgのカルシウムの摂取と十分なタンパク質、ビタミンの補給。そして毎日の簡単な運動が欠かせません。
カルシウムは食事からでは、1000mgコンスタントにとるのはむずかしいですから、サプリメントが必要です。よく、昔はサプリメントなんか飲んでなかったよ、と言うひとがいますが、それは寿命がいまより20年も短かったから、ともいえます。
このグラフが物語っているように、昔の考え方で、食事で栄養はとれるという時代ではありません。長生きしたいという欲求がたかまった現代では、サプリメントをうまく活用していく知恵が必要です。
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posted by shinto at 13:55|
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カルシウム不足